【飲食店向け】Instagramで集客する為にやるべき事

【飲食店向け】Instagramで集客する為にやるべき事

2020年5月19日
Business

SNSは誰しもが無料で利用できる日常的なサービスですが、プライベートな利用だけでなく、広告媒体や集客ツールとしても利用できます。

身の回りの飲食店やファッションブランド、BtoB企業もSNSを活用しているのが当たり前な時代です。

SNSマーケティングや広告運用、Webサイト制作を行う企業も多く増えていますが、Webという括りの中でSNS運用は事業者、つまり店舗のスタッフやオーナーが主役だと僕は感じています。

SNS運用においてデータに基づいた分析や改善はもちろん重要な施策のひとつですが、集客を目的としたSNS運用は「来店してくださるお客様の為に行う」ものです。

なぜA店は小さいお店なのにInstagramのフォロワーが多く、店舗を展開しているB店はなぜInstagramのフォロワーがそんなに多くないのか。

この記事は飲食店のスタッフさんに向けたInstagramでの集客スキルを身につけられる内容です。

基本編、準備編、運用編の3つと運用する上での注意点等を解説していきます。

 

 

【基本編】

Instagramとは?

2010年に誕生した画像や動画コンテンツをメインとしたSNSです。

国内の月間アクティブユーザーは約3,000万人で、ユーザ層は10〜20代が半数を占めています。

流行りのインスタ映えやインスタグラマーなど、Instagramから生まれた言葉もあるほど普及しています。

タイムラインではユーザーが投稿した画像だけでなく、投稿内容が24時間で消えるストーリーズ機能も備えています。

TwitterやFacebookと同様に有料で広告を掲載する事が可能で、タイムラインとストーリーズの投稿の合間に広告が表示されます。

 

飲食店がInstagramを運用すべき理由

最も重要な理由は誰しもが無料で利用できるコンテンツという事です。

「TwitterやFacebookも無料で使えるじゃないか」と思われる方はまさにおっしゃる通りですが、飲食店は料理を扱うので画像の投稿をメインとしたInstagramが最も最適というのが簡単な理由です。

お店の雰囲気や客層等によってInstagramとは別のSNSを利用するケースもあるとは思いますし、複数のSNSを利用する事でさらなる集客効果を発揮出来るかもしれません。

しかし、沢山のコンテンツに手を付けすぎて何かがおざなりになる・・・という状態になってしまった場合、「あれ?このお店のSNS…更新が止まっているから閉店したのかな?」と思われてしまうかもしれません。

スタッフさんがどれだけSNSを管理できるかを検討し、状況に応じて使い分けましょう。

 

 

【準備編】

アカウントを開設する

Instagramはブラウザとアプリの両方で利用出来ますが、なるべくターゲット(お客さん)と同じ目線で運用する事が理想なのでスマートフォンのアプリでアカウントを開設しましょう。

やり方はアプリのストアでダウンロードし、画面の案内にそって入力するだけです。

なるべく1人で運用するほうがコンテンツの統一感を維持しやすいですが、ある程度仕組み化出来るようになったら複数のスタッフで運用しても問題ないと思います。

パスワード等の登録情報は忘れずに控えたり、共有しても問題ないパスワード設定をしましょう。

 

アカウント名とユーザーIDの選び方

既存のお客さんはもちろん、まだお店の存在を知らない人により多く知ってもらう為にはアカウント名に工夫が必要です。

例えばお店の名前が「Provare NiiGATA Kitchen」だった場合、「プロバーレニイガタキッチン」と検索しても検索結果には引っかからないんです。

このサイトはGoogle等の検索エンジンで検索した場合、ありとあたらゆる検索ワードで表示されるほど検索エンジンはユーザーに優しいですが、Instagramのキーワード検索機能はあまりユーザーに優しくないんです。

この対策としては「Provare NiiGATA Kitchen (プロバーレニイガタキッチン)」などが理想ですが、アカウント名が30文字という制限があるので「Provare NiiGATA Kitchen (プロバーレニイガタ)」等と省略してみると良いと思います。

アカウント名を料理のジャンル名を含めた「Provare NiiGATA Kitchen 新潟 イタリア料理 」と設定すると、「新潟 イタリア料理」と検索したときに引っかかってくれるので試行錯誤してみてください。

ちなみに「新潟 イタリア料理」と調べてみたら1件のみ、「新潟 居酒屋」とビッグキーワードで検索しても9件しか表示されませんでした。

Instagramは検索ボリューム(特定のキーワードでどれぐらい検索されたか)を調べる方法はありませんが、アカウント名の字数に余裕があるお店はぜひ検索用にキーワードを追記してみてください。

「いやうちはブランディングのひとつとして店舗名のみしか設定したくない」という場合もあると思いますのでInstagram運用における一つの手法として認識して頂けたらと思います。

 

プロフィール情報の設定

プロフィール情報ではどこにあるどんなお店でどんな物がオススメなのかを表示するスペースです。

下記のテンプレートを参考にお店の魅力をアピールしましょう。

 

参考例
◯◯市にあるイタリア料理専門店

料理に合うとっておきのワインと一緒にお楽しみください

*Lunch 12:00〜15:00(14:15ラストオーダー)

*Dinner 17:00〜24:00(23:30ラストオーダー)

*定休日 毎週火曜日

ご予約はお電話またはホットペッパーから

 

プロフィール画像は店名やロゴが変わらない限りはコロコロ変えるものではないです。

既にロゴ画像をお持ちの場合はそれを使い、画像を持っていない場合はデザイン会社にロゴデザインをお願いしても良いと思います。

数千円〜作成してもらえるところもあると思いますのでここは唯一お金をかけても良いところかなと思います。

URL欄ではHPやホットペッパーグルメ等のページを、無い場合はGoogle Mapsの店舗情報等を設定しましょう。

Instagramから流入したターゲットをWebサイトに誘導し、なるべく滞在時間を長くする事で来店に繋がる可能性も上がります。

 

 

【運用編】

Instagramを運用する上でのポイントはお店の世界観をどれだけターゲットに魅せる事が出来るかが大切です。

 

ペルソナ設定

どんなにお店の魅力が伝わる投稿内容であってもそれを見るユーザーが興味を持たなければ来店には繋がりません。

そこで考えるべきポイントはどんな人に向けたコンテンツなのかを意識する必要があります。

例えばイタリア料理専門店でディナータイムの1人単価が5,000円〜、既存の客層は30代〜40代というケースで考えてみましょう。

若者が安く楽しく食事を楽しむと言うよりは仕事仲間や職場の上司を連れてきたくなるようなお店だと思ってください。

客層を考えると落ち着いた雰囲気であったりこだわった銘柄のワインであったり、ちょっと周りに自慢したくなるようなお店の雰囲気をInstagramで表現する事で今までの同様の客層を見込める可能性があります。

一方、今までの客層とは異なる20代の新規顧客を発信する為にはトレンドや料理の見栄え等の表現が必要になってきます。

金額はもちろん、ドリンクの種類の豊富さに魅力を感じるのでは・・・と思ったらそういった情報を発信する必要があります。

ただ画像を投稿するだけでなく、どんな人に向けて発信して来店へ繋げるかがポイントです。

上記ではかなりざっくりとした説明でしたが、マーケティングのプロはこういったところをしっかり考える事で運用効果の再現性を高めています。

ペルソナ設定について深く知りたい方は一度調べてみてください。

 

投稿する内容

今回は飲食店を例に挙げた内容なので投稿内容は料理の画像がメインになるでしょう。

料理を主体とした写真はもちろん、お店の雰囲気を伝えられるような写真も必要です。

お店の外観、テーブル席やカウンターの雰囲気などはハイライトでまとめましょう。

 

①投稿画像は同じフィルターを使う

投稿する写真はインスタ映えする事が目標でなく、来店への誘導が最終的な目的です。

そこで重要になるのが投稿画像の統一感を意識する事です。

Instagramでは画像を加工出来るフィルター機能がありますが、これを利用する場合はなるべく同じフィルターを選びましょう。

料理の写真を撮影する際、白や青っぽい証明よりもオレンジ等の暖色の照明のもとで撮影するほうが美味しそうにみえるように、フィルターも暖色系のものを選ぶと良いかと思います。

画像の加工を強くしたり沢山すれば良いというわけではないので3枚の写真をそれぞれ3パターンの加工をし、最も良いと感じたものを今後適用してみると良いです。

ちなみにLINEcameraではありますがsweetsというフィルターが個人的にオススメです。

料理撮影にかかせないしずる感を演出してくれます。

 

②画像を投稿したらストーリーズにも投稿する

投稿した画像はストーリーズに転載する事が出来ます。

転載された画像をタップすると投稿した画像に移動するのでコンバージョンアップに繋がります。

ストーリーズはタイムライン上部に配置され、時系列に表示されます。

定期的な投稿はフォロワーへの広告配信に近い機能性をもたらす事からストーリーズの投稿頻度だけでも毎日行う事でアカウントの活発感を与えます。

 

余談ですが
Twitterは投稿したツイートをタイムライン上で見てRTをしたりリプライを送る事が基本的な使い方です。

時系列に表示出来るのでよりタイムリーなレスポンスが期待できます。

一方Instagramは投稿したコンテンツがプロフィール欄で蓄積されるようなイメージのSNSです。

近年Instagramのタイムラインは時系列ではなくユーザーに合ったオススメの投稿が順に表示されるような仕組みになりました。

お昼の12時に画像を投稿してもユーザーがタイムラインでその投稿画像を見つけるのはその数時間後・・・なんて事もあります。

ストーリーズで「NEW POST(新しい投稿です)」と投稿するのはこういった背景もあるのでしょう。

 

 

【運用する上での注意点】

「こんなに面倒な作業はやってられない」と現場の方々は感じられると思います。

SNS運用を行う上で”やる事の基本”はなんとなく理解して頂けたと思いますが、これを全てやらないと効果が得られないというわけではありません。

運用する上でやるべきではないNG事項を避けるだけで運用効果が得られる場合もありますのでご紹介します。

 

私情の発信は必要ない

基本的にスタッフ等の私情は投稿しないほうが良いです。

料理の写真が並んでいる中で「店長の愛車はこれです!」などと飲食店とは関係ないコンテンツはターゲットの殆どがその情報を求めていません。

ある程度人気店になり、さらなる施策として検討するならまだしも、スモールアカウントの時期にこういったコンテンツの発信は避けましょう。

 

フォローする対象

いいねをしてくれたユーザーやフォローしてくれたユーザー全員にフォローを返す必要はありません。

有名企業や有名メーカーのSNSはフォローが0だったりします。

それがひとつのブランディングという考え方もありますが、有効的なフォローは自分を拡散してくれるアクティブなユーザーです。

ひとつの基準として、2回以上来店してくれてなおかつInstagramに料理画像を2回以上投稿してくれたユーザーをフォローするというのが簡単です。

来店の度にInstagramに投稿してくれるユーザーはいわゆる既存顧客です。

その人がどんなライフスタイルでどんな事に関心があるかをチェックする事でリピート率向上や新規顧客獲得の為の施策のネタになります。

 

店舗でのアカウント拡散環境を作る

ユーザーが投稿した画像(コンテンツを)UGCと呼び、コンテンツ化した口コミが店舗の存在を拡散させてくれるひとつの広告となります。

お客さんが来店し、写真を撮ったからと言って必ずしもInstagramに投稿してくれるとは限りません。

UGCを増やすための後押しとして、店内に「Instagramやってます」と張り紙を置く事で来店してくれたお客さんにInstagramの存在を伝えられます。

 

 

【運用が軌道に乗るまで】

運用継続を断念してしまう大きな理由として「なかなか効果を実感できない」という事が挙げられます。

フォロワーが増えなかったり、お店のアカウントをタグ付けしてもらえなかったり、軌道に乗るまでには時間が必要です。

フォロワーが増える事やタグ付けしてもらえる事はひとつの目標ですが、目的は店舗の認知や来店へ誘導する事です。

正しい方法で1年間運用し、フォロワーが1,000人になった時、毎月フォロワーの5%のユーザーが実際に来店したらどうでしょう。

毎月50人の新規顧客を獲得し、1人当たり平均4,500円の売上を獲得、1年続くと「50人×4,500円×1年=2,700,000円」という数字になります。

実際にこのような数字になるかは別として、小さな継続が1年で大きな数字を獲得出来るのであれば無料で利用できるInstagramはビジネスとしてしっかり活用できると感じられるでしょう。

 

 

最後に

今回はInstagramを活用した飲食店向けの解説です。

最低でもこれだけはやってほしいというマストな施策内容でしたが、これ以外にも沢山の施策があります。

大切なのはターゲットに合った情報を正しい方法で継続的に提供してあげる事です。

「もっと効果を高めたい」「付きっきりでサポートしてほしい」という方はTwitterのDM等でお気軽にご相談ください。

 

 

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