ZAKIです。
先日、所属した部活のHPをWixでつくりました。
とりあえず画像をいくつか表示し、活動内容を記載したテキトーなサイトです。
しかし、部員から言われた言葉は「すごい!」でした。
正直Wixは誰でも簡素なWeb サイトをつくれるサービスです。
しかし、サイトをつくった事がない人はWixでつくったサイトを「すごい!」と感じてしまいます。
今回得た気づきは2つあります。
・サイトの質が高ければ良いというわけではない
・高品質なものを提供するよりも、喜ばれるものを提供するべき
今回はこの2つについて、述べていきます。
サイトの質が高ければ良いというわけではない
以前、「部活のサイトをつくってよ!」と部員に言われた事があります。
僕は「サーバーの契約とドメインが必要だからお金かかるよ」と返し、うーん…という事で話は終わりました。
しかし、よく考えてみれば無料のCMSでサイトはつくれます。
サイト制作=WordPress(又は専門的なCMS)が当たり前だと思っていたのが大きな間違いでした。
そもそも、しっかりと制作・構築されたWebサイトなんて求められていなかったので、Wixで十分でした。
結果的に、Wixでテキトーにつくったサイトは喜んでもらえました。
もう少し手を加えれば、部のアピールや運営には十分なレベルです。
相手が出来ない事をしてあげる事=自分の価値です。
高品質なものを提供するよりも、喜ばれるものを提供するべき
何事も高品質なものを提供出来るほうが素晴らしいと思います。
しかし、今回求められていたものは「見れれば良い」ぐらいのサイトでした。
もし、レンタルサーバーを契約し、ドメインを発行してWordPress等でWebサイトをつくっていたら、維持費の関係ですぐボツです。
これってブログやアドバイスもそうですよね。
信頼性が高くて内容が濃いブログでも、友人の生い立ちがテーマだったら誰にも読まれない。
多少信頼性が低くても、有名芸能人のスクープネタは沢山の人が気になるから読まれる。
100m走を20秒で走る人に「体幹と重心移動を意識して走れ」と言っても、そこまで速くは走れない。
しかし、「スタート7歩は低い姿勢で、最期まで腕をよく振って走れ」とアドバイスしたら、意外とタイムは伸びる。
内容としては当たり前なのですが、相手の事を考えずに自分がやりたい事・伝えたい事を言ってしまう事って多々ありませんか?
喜ばれるかどうかは相手次第なので、”相手の事を理解する事”が喜ばれる1番のポイントです。
最後に
分からない事を聞くことって普通です。
ただ、分からない→自分で考える・調べる→誰かに聞くという2番目の工程を省きがちな人は要注意です。
ブログで稼ぐ始めたら「ブログの稼ぎ方を教えてよ!」と唐突にお願いされたり、会社を立ち上げて業績を上げたら「雇ってよ!」と言ってくる人はお金目当てがほとんどです。
あくまで余談ですが、何事も結果を出すまでの過程が重要です。