こんにちは、ZAKIです。
今回はオススメの映画を紹介するシリーズ第3弾です。
今回のテーマは「心あたたまる」で、邦画で作品を絞りました。
◆星守る犬
監督:瀧本智行
日本での公開:2011年
田舎町の林の中から1台のワゴン車が見つかった。
車の中には中年男性と犬の遺体が。
その後、市役所で務めている男はその2人の身辺調査を行う。
調査の結果、”中年男性が失業・離婚・ホームレスになり、犬と旅に出る”という事が分かった。
ポイント
肯定的でないレビューもありますが、その時代の問題を示唆した内容が盛り込まれていて、あらゆる角度から観れる作品です。
なぜこれを選んだ?
原作の漫画をコンビニで立ち読みしたのをきっかけに、映画を観ました。
漫画版と内容がやや異なる部分がありますが、とにかく切なく優しいお話です。
映画を見た後の感想
愛犬のハッピーが最期まで飼い主の男性に寄り添うところがグッと来ました。
悲しさ、そして未来の不安さを感じる作品でしたが、それと同じぐらいやさしくてあたたかいです。
◆ツレがうつになりまして。
監督:佐々部清
日本での公開:2011年
毎日仕事をこなすサラリーマンのツレ(夫)は、ある日うつ病になってしまいます。
それを機に、妻のハルコさんの助言で、ツレはうつ病になってしまった原因である仕事を辞めます。
会社を退職し、少しずつ調子が良くなるのですが・・・。
ポイント
うつ病の理解が深まり、夫婦で寄り添って完治に向かうあたたかい物語です。
ハルコさんが漫画家という事もあり、時折でてくる登場人物のイラストがかわいいです。
なぜこれを選んだ?
タイトルが気になって選びました。
うつ病というと気難しいイメージですが、この作品のまるい感じに誘われて既に数回観ています。
映画を見た後の感想
うつ病自体は知っていましたが、どうやって完治に向かって歩んでいくか、学べるところがありました。
かわいいイラストも印象的で、漫画版も買って読んじゃいました(笑)
(飼っているイグアナのイグがカワイイ)
◆潔く柔く
監督:新城毅彦
日本での公開:2013年
高校1年生の夏、カンナの幼馴染のハルタが交通事故に遭って他界してしまう。
ある理由で自責の念を感じ、恋が出来ないまま社会人になる。
ある日、出版社で働く赤沢と出会うのだが、なかなか失礼な性格で相性が合わない。
悩みもなさそうな奴だったのだが、意外にも過去に経験した境遇が自分と似ている事を知り、カンナは赤沢に惹かれていく。
ポイント
作品のキャッチコピーは「大切な人を失っても、人はまた愛することができるのでしょうか。」です。
忘れられない過去の痛みを乗り越える姿が見どころです。
なぜこれを選んだ?
個人的に長澤まさみと岡田将生が好きなので、配役がドンピシャという理由です。
お二人とも美男美女なので、ノンストレスで映像を観れます。
映画を見た後の感想
好きな人が亡くなる事で感じる悲しみや心の痛みは、どうやっても埋められないと思います。
一生背負う心の傷を経験した人間は、その人が幸せになる事で前に進めるのだと思います。
この作品ではその幸せになるために、自分に似た境遇の男性に好意を抱く姿が描かれています。
最後に
洋画のほうが好きな僕でも、この3作品は印象に残るストーリーでした。
“どんな事があっても前を向いて進んでいく”
そんなメッセージを感じ、「何度も観たくなる」というキャッチを付けました。

